卯月ユウトの音楽スタジオ

CDのレビューや音楽に関するニュースの批評をするブログです

ダイブ・モッシュ・サークルモッシュについて思うこと 【JAPAN JAM 2024での騒動を受けて】

目次

はじめに

皆さんはフェスに行かれたことはあるでしょうか?

私はですね……一度も行ったことがないです!!!!←ライブ参戦記録という記事を読んでいただければわかります

uzuki-music.hatenablog.com

 

「いや行ったことないのかい!」というツッコミが聞こえてきそうですが、私は屋内派、さらにはワンマンに行きたい派なので「そうだ、フェスに行こう」となったことすらないのです。

そんな私がフェスのことについて書こうと思ったきっかけはこちら。

JAPAN JAMやROCK IN JAPANなどの超大型有名フェスを開催しているロッキング・オン・ジャパンのX(旧Twitter)公式アカウントによるポストです。

なんでも、JAPAN JAM 2024でとあるバンドのステージ中に同フェスで禁止行為とされているサークルモッシュが発生したそうで、上記ポストは80万回以上表示されるなどSNS上で大きな議論を呼んでいます。

 

ということで今回は、フェスでの「ダイブ・モッシュ・サークルモッシュ」について個人的に思うことを書いていきたいと思います。

 

本編

まず、「ダイブ・モッシュ・サークルモッシュ」とは何ぞやということですが、文字で読むより映像を見てもらった方が早いかと思います。

youtu.be

上記の動画はヤバイTシャツ屋さんのワンマンライブの映像ですが、サビの部分で観客が観客の上を転がっているのがわかるかと思います。これがダイブです。

それから、モッシュは簡単に言えば「密集した状態で身体を押し合う・ぶつけ合うこと」です。そしてサークルモッシュは、円を作ってぐるぐると回り合図で一斉に円の中心に駆け出しモッシュをする行為を指します。

どれもかなり危険な行為ではあるのですが、メタルやパンクのロックバンド等のライブでは恒例となっています。

 

ここで明確にしておきたいのは、私は「ダイブ・モッシュ・サークルモッシュ」を否定するスタンスではないということです。ライブにおいて、会場が一体となって盛り上がる大事な要素であるし、やりたくなる衝動については理解できるし(自分では一切しませんが)、許可されているならやってもいいと考えています。

 

問題なのは冒頭「はじめに」の段でも書いた通り、「ダイブ・モッシュ・サークルモッシュ等の危険行為は禁止」という厳格なルールが定められているにもかかわらずサークルモッシュを行う人々がいたことなのです。

 

このルールや一連の運営の対応を批判する投稿も見受けられますが、お門違いにも程があるというか。そんなだからダイブ・モッシュ・サークルモッシュという行為自体の印象が悪くなっているんじゃないか、と。運営を批判している人たちは、自分で自分の首を絞めていることに気づいてほしいものです。

そもそもなんのために作られたルールなのかをもっと真剣に考えろと思います。

 

SNS上ではさまざまな方向に議論が進んでややこしくなってしまっていますが、話は単純で「禁止行為をした結果批判されている」だけ。

人を殺めてはいけないのと同じで、どんな理由があろうとJAPAN JAMでダイブ・モッシュ・サークルモッシュはしてはいけない。演者から煽られようが暴れたい衝動でムズムズしようがとにかく「我慢しろ」ということなのです。

 

それらの行為をしたい人は、どうぞ許可されているフェスやライブに行ってお好きなように暴れてください。それについてとやかくいうつもりはありませんし、むしろ私は肯定派です。

 

 

さいごに

ここまでJAPAN JAM 2024でサークルモッシュが発生してしまったことを受けて、個人的に思うことを書いてきました。

繰り返しますが、私は「ダイブ・モッシュ・サークルモッシュ」等の行為事態を否定するつもりは毛頭ありません

それでは、夏フェスが無事に開催できることを願って。